北島歯科ブログ BLOG

🌸春の健康診断🌸

2022年4月16日 (土)

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学生の皆様
進学期おめでとうございます㊗️
そろそろ学校健診が始まるころでしょうか🙂

学校健診などでムシ歯や歯肉炎を指摘されたお子様も少なくないと思います。
「歯科疾患実態調査」によると
小・中学生の4割が歯肉炎というデータがあります。子どもの歯肉炎は年々増加傾向にあるとも言われています。
そこで今回は子どもの歯肉炎についてお話ししたいと思います

🦷 歯肉炎とは…
「歯肉炎」とは、歯茎が炎症のため、腫れたり出血しやすくなっている状態のことを言います。この段階では、歯を支えている歯槽骨などの歯周組織には大きな変化は見られません。
子どもだからとか痛くないからといって、放置してはいけません。
将来歯周病になって歯が抜け落ちてしまう可能性もありますのできちんと治療をする必要があります。

子供の歯肉炎の種類
・不潔性歯肉炎
子どもの歯肉炎で最も多いのがこの歯肉炎です。歯磨きができていない所にプラーク(歯垢)が溜まることによって、歯茎の発赤、腫脹、出血、痛み炎症が起こります。
丁寧に歯磨きをして歯についたプラーク(歯垢)を取り除いたり、歯石を取ったりすることで、多くの場合比較的早期に治癒します。長い間放置したりすると、重症化して、出血や痛みのために歯磨きや歯石除去が困難となる場合もあります。さらに、歯茎が腫れたまま硬くなってしまって元にもどりにくくなってしまうこともあります。
口呼吸の癖がある場合には、治りにくいものもありますので注意が必要です。
早期発見、早期治療が最善の方法です

・萌出性歯肉炎(永久歯が生える時に起こる)
永久歯が生える時に歯茎に炎症が一時的に起こることがあります。奥歯によく見られますが、歯が生えるに従って炎症は治るのが一般的です。痛みや腫れが激しい場合には、うがい薬で消毒したり、鎮痛剤などの投薬処置を行う場合もあります。
・思春期性歯肉炎(10〜15歳)
思春期のホルモン変化により、歯肉炎が起こりやすくなります。なかには著しく歯茎が腫れたり出血したりするものもあります。
清潔にしていても起こるものもありますが、
主な原因は磨き残したプラーク(歯垢)に中の
細菌によるものですから、丁寧な歯磨きとクリーニングで解決することが多いでしょう

🦷 歯肉炎と診断されたら
歯肉炎と診断されても、それほど心配する必要はありません。正しく歯磨きをして、定期的なクリーニングを受けたりして、しっかりケアしてあげれば、多くの場合改善します。
まだ小学生だと乳歯と永久歯が混在していたりするため、自分ひとりでキレイに歯磨きをすることは難しいかもしれません😣
子供の成長期でいろいろ難しいことがあるかもしれませんが、毎日ではなくてもいいので、ケースによっては「保護者磨き」(仕上げ磨き)も考えていただく必要があるかもしれません。
「歯肉炎」は「歯周病」への移行させないようにすることが大切です。たかが「歯肉炎」と、放っておかずに、ご家庭での正しい歯磨きと歯科医院でのクリーニング(プロフェッショナルケア)でしっかり治療しましょう。
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当院ではお子様の場合でも、3〜4ヶ月ごとの定期健診と歯科衛生士によるクリーニング(プロフェッショナルケア)をおすすめしています。

是非お電話お待ちしています😊

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